こんにちは、整骨院KAIの児島です。
春になり、だいぶ暖かい日が続く様になりました。
車の免許を取ったばかりの方が多い時期ですので、交通事故の件数が増える時期でもあります。
外出の際は交通事故に十分お気をつけください。
今回は交通事故に遭って起こる症状の一つ、頭痛について説明します。
交通事故症状、頭痛について
交通事故の症状で一番多い症状はむちうちですが、2番目に多い症状は頭痛です。
交通事故に遭うと事故の衝撃で頭や首にダメージを負い、関節や筋肉を損傷してしまいます。
その部分は身体の防衛反応によって緊張し、組織が固まってしまいます。
組織が固まると筋肉や関節を栄養する血液やリンパ液の流れが疎滞してしまい、血液循環が悪くなります。
血液循環が悪くなると体調を崩しやすくなり、特に首や肩の部分を痛めると頭痛症状が起こりやすくなります。
頭痛にも種類があり、①筋緊張性頭痛、②片頭痛、⓷群発性頭痛、④混合型頭痛があります。
①筋緊張性頭痛・・・
首や肩の筋肉の緊張によって起こる頭痛です、首のコリや肩コリからくる頭痛がこれにあたります。肩周りから後頭部にかけて重だるいような痛み(頭重感)が特徴的な症状です。デスクワークの方に多く、交通事故による頭痛の大半を占めます。
②片頭痛・・・
原因は明確にはまだわかっていませんが、頭をめぐる血液循環の左右差や自律神経の乱れによって起こると言われています。片側の側頭部がズキズキする様な痛みが特徴です。交通事故による頭痛で少数にみられます。
⓷群発性頭痛・・・
原因不明であまり交通事故の頭痛に多くありません、目をえぐられるような痛みが発作的に起こります。発作
が起こる前に前駆症状として閃輝暗点という現象がおこることが多いです。
④混合型頭痛・・・
①②③の症状が併発する頭痛です、片頭痛だと思っていた方が実は筋緊張性頭痛も併発していたというケースも多いです。混合型の場合は頭痛の起こる部分が日によって変わる場合と頭全部が痛む場合があります。原因を突き止め、それぞれの頭痛に対する治療を行う事が重要です。
この様に頭痛だけでも多くの種類があり、それぞれ原因や治療法が異なります。
交通事故の頭痛症状でお悩みの方は神戸市東灘区御影にある鍼灸整体院、整骨院KAIにお越しください。